明治大学生田キャンパス内に在る「登戸研究所資料館」 殺人光線は実在する。 [本]
風船爆弾の模型
開館20分前に着いてしまった。
激しく降り始めた雨を避ける為、
先に居た猫と一緒に、
資料館の軒先で開館まで待つ事にした。
木々に覆われた弾薬庫跡がなんとなく不気味に映る。
今回は伴繁雄氏の「陸軍登戸研究所の真実」を読んで来たから、
展示品の意味が理解できた。
諜報、防諜、謀略器材の研究。
人体実験のため南京へ出張。
風船爆弾による米本土攻撃。
偽造紙幣の開発。
終戦間際、波兵器の研究では10メ-トル先のウサギを殺す実験に成功している。
伴繁雄氏は平成5年十一月に脱稿されたが、
その直後の十一月十四日に伴氏は急逝された。(陸軍登戸研究所の真実から)
神奈川県川崎市多摩区 明治大学生田キャンパス内
2010年の記事 動画を追加。
「地下鉄サリン事件」の後だったから、まさかと思ったが、後を追った。 [本]
森達也氏の「A」を読んだ、
サブタイトルは「マスコミが報道しなかつたオウムの素顔」
私もオウムに直面した事がある。
「やばい殺られる」と思った IN 新宿で書かなかった事。
バブル経済も終わりかけの頃、
ゴールデンウィークの初日 1995年4月30日 お昼頃、
その日の新宿は人出が多かった。
新宿駅地下東口トイレの前、
柱の陰に巡回中の警備員の死角になるように隠れる「二人組の男達」、
警備員が通り過ぎると、
スポ-ツバックを持った一人が トイレに駆け込んだ、
「地下鉄サリン事件」の後だったから、
まさかと思ったが、
後を追った。
見張りのもう一人の男は、横目で私を見ていた。
男は、入って来た私に驚いていた。
コンタクトレンズがずれた振りをして、
コンタクトレンズを一旦外し、
目薬を右目に差し、
男の行動を監視した。
鏡越しに、トイレの奥の方から異常な殺気で、
私を睨み付ける男。
私は振り返り、
「お前 オウムか!」言おうと思ったが、
男は、左手に持った鞄の中に、
右手を突っ込み、
体を異様に震はせ、
頬は波打っていた。
右手には、刃物が握られていると思った。
今思うと、元オウム真理教「中川智正」は、
あの時、自分が「する事」で何が起きるか理解していたのではないだろうか?
「巫病」の状態で有ったにも拘わらず、
あの異常な体の震えは、
「生来の自分」と戦っていたと思う。
新宿駅青酸ガス事件が失敗に終わったのも、
「意図的」だったかも知れない。
2010年の記事。